「人が足りない」だけじゃない。採用せずに事業を回す方法
- Ryo Hayashi
- 5月14日
- 読了時間: 3分

採用しても、うまく回らない理由
「現場が忙しすぎるから人を増やしたい」「もっと人手があれば、事業が加速するはず」
こうした声は、多くの経営者・マネージャーの口から聞かれます。
けれど私たちは、こう問い返すことがあります。
「それ、本当に“人”が足りないんでしょうか?」
採用だけでは、問題は解決しない
ここ数年、採用市場は激変しています。
求人広告の費用は年々高騰
採用しても応募数が伸びない
入社しても定着しない、育たない
採ったけれど、任せたい仕事を任せられない
「人を増やしたのに、現場は変わらない」「むしろ、教える時間が取られて余計に忙しくなった」
これは、採用が“問題の根本”ではなかったことの証です。

課題は“構造”と“仕組み”にある
私たちが実際に企業を支援していて気づくのは、多くの企業が「人手不足」ではなく、
業務の偏り・属人化・仕組み不全に悩んでいることです。
ルールがないため、人が変わるたびに手戻りが起きる
本来やるべき仕事と、実際にやっている仕事がズレている
経営者やマネージャーに判断・実行が集中している
これらを放置したまま人を増やしても、問題は解消しません。むしろ「詰まり」が増え、負担も大きくなってしまうのです。
「採用しない」選択肢が、組織を前に進めることも
採用が難しい今だからこそ、“今あるリソース”をどう活かすかという視点が求められています。
私たちが現場で実践しているのは、こんな取り組みです:
✅ 役割と業務の見直し
誰が・何を・どの程度までやるのかを再設計
担当業務の線引きと属人化の解消
✅ 外部のプロフェッショナルパートナーの活用
経営企画、広報、採用、事務処理などを必要な部分だけ外注
社員には“本業”に集中してもらう環境づくり
✅ 右腕機能の外注
経営者が判断に集中できるよう、現場推進・改善を代行
プロジェクトベースでの支援により、柔軟かつ成果を出す支援が可能に
採用は“最前線の手段”でなくて良い
「人がいない=採用すればいい」という選択肢のほかに「外部人材」という手段を考えた方が会社にフィットするケースがあります。
今は、限られたリソースを最大化するための構造改革こそが先にあるべきステップです。
業務整理
実行支援
社外リソースの併用
こうした選択肢を持つことで、経営は加速していきます。
✔ まずは、現状の業務・リソースの棚卸から始めませんか?
Provoqueでは、採用に頼らずに経営を動かす仕組みを“動く支援”として提供しています。
まずは無料のヒアリングから、ぜひお気軽にご相談ください。
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